NTT固定ipサービスの導入例色々
ここでは、NTTの提携プロバイダーであるOCNが提供する、固定ipサービスの導入事例について、紹介したいと思います。
固定ipを導入することで、どのようなことが可能になるのでしょうか?
固定ipは、インターネット上に残る固有のipアドレスのことです。
通常なら、回線をつなぎ直すたびに切り替わる動的ipが使われていますが、大勢の関係者でネットワークを共有しなくてはならない会社だと、それでは不便です。
固定ipを設定することで、アクセス権限をコントロールすることができるようになりますので、社員でネットワークを共有して事業を進めていくことができます。
例えば、自社サーバーを構築する際には、1つのサーバーに1つの固定ipアドレスが必要になります。
サーバー内で管理している自社コンテンツを、関係者が固定ipアドレスを共有して管理することができるわけです。
これができることで、サーバーにアップしたコンテンツを関係者が数人でアクセスして編集したり、付け加えたりすることができるようになります。
また第三者が勝手にコンテンツを改ざんしないようアクセス権限を制限して、関係者だけが触れるようにコントロールできるのが固定ipを導入するメリットだと言えるでしょう。
複数固定ipを導入して、複数のサーバーやネットワークが必要になる設備を稼働することも可能です。
例えば、固定ip8 というOCNのプランに加入すれば固定ip8アドレスを8個取得できますので、この8個をそれぞれの設備に割り当てて、会社が一元管理しながら運用することができます。
ただ、複数の固定ipを運用するようになると、複雑になったネットワークゆえに気になるのが不正アクセスの問題です。
ウイルス監視ソフトを常駐させてスキャンを定期的に行うことで、ある程度の不正アクセスやウイルスを排除することができますが、そういった悪質なアタックは日々いたちごっこで進歩していますので、こちら側もセキュリティは常にアップデートしていかなければなりません。
専門の業者であるOCNに、保守サポートを相談するようにしましょう。