NTTのOCN光「固定ipサービス8」とは？
NTTのOCN光固定ipサービスのひとつ、固定ip8とはどのようなサービスでしょう？
法人向け光回線プランの加入を、考えている人向けの解説をしていきます。
まず固定ipという物の仕組みから説明すると、私たちが普段使っているインターネットは、ipアドレスというものを利用して接続をしています。
通常一般的に割り当てられるipアドレスは動的ipアドレスといって、接続のたびにアドレスが変わる仕組みです。
それとは違って固定ipは、固有のアドレスを取得することになりますので、接続を切って再び繋いでも同じipアドレスが割り当てられます。
この固定ipがあると、社外から関係者が社内のネットワークにアクセスをして、仕事をすることができるようになります。
また第三者のアクセスに制限をかけることもできますので、利便性が高い運用が可能になるわけです。
ip電話の導入を考えているSOHOや企業にも、固定ipアドレスは必要です。
固定ipアドレスでつないだip電話回線は、公共の電話と同じく身分を証明する電話番号としても使えます。
また同じOCN回線同士であれば、通話料が無料になるため、グループ組織間でip電話を引いて利用すれば通信費の節約になるでしょう。
SIMを契約して、外から会社の仕事にアクセスすることもできます。
OCNでSIMのレンタルから光回線の設置までを行えば、料金コストを抑えることができ、セキュリティ管理もしやすくなります。
OCNの法人向けネットワークプランでは、企業の事業形態や規模に応じたプランを相談できます。
個人向けの光回線より、より柔軟性が高いサービスだと言えます。
特にセキュリティシステムは、企業で導入する場合は運用サポートが必要になるため、OCNに委託することをおすすめします。
自社でセキュリティの運用システムを管理させようとすると、労力とコストが大幅にかかってしまいますので、そこは任せて本業に集中した方がいいでしょう。