高品質セキュリティ!NTTのVPNと固定ipサービス
今回は、NTTコミュニケーションズの提携プロバイダーOCNが提供する、VPNと固定ipサービスの紹介をしたいと思います。
法人向けのこのプランでは、セキュリティ対策において万全の保守サポ―トを任せることが出来る内容です。
まず、VPNとはどういうものなのか?というと、これは仮想プライベートネットワークという意味があります。
イマイチよく分り難いかもしれませんが、私たちが普段インターネットを使ってやり取りするデータは、ip アドレスを経由して痕跡を残していきます。
これを第三者がハッキングすると、やり取りしたデータが盗まれてしまう恐れがあるわけです。
そうならないために大事なのが、通信ラインの暗号化です。
VPNでは、仮想LANという第三者がアクセスできないラインを経由して、データのやり取りができるようになります。
簡単に言うと隠し通路のようなもので、VPNにアクセスできる関係者しかその仮想LANの中身は覗くことができません。
このVPNを導入するには、NTTのOCNの場合だとレンタルで、VPN機器を貸し出してくれます。
このVPNは、機器を借りるだけではダメなので、保守管理やサポートを同時にOCNへと委託することになります。
OCNのビジネスパックVPNというプランに申し込めば、機器の導入から運用管理、サポートまでをワンストップで代行してくれます。
また、この他のセキュリティプランには、UTM機器というものをルータにつないで、セキュリティを管理するというサービスもあります。
OCNセキュリティゲートウェイというサービスがそれです。
固定ipを初めて導入する人に知っておいてもらいたいのですが、これまでのipアドレスの運用と違って、固有のipアドレスになりますので、 不正アクセス対策には重点を置かないといけません。
個人でインターネットを楽しむだけなら、ウイルスソフトがあれば十分なのですが、顧客の情報を扱う企業となるとそうもいきません。
OCNが提供するVPNとUTM、そして法人向けウイルスバスターを組み合わせて、セキュリティ対策を万全にしていきます。
ちなみに固定ipアドレスは、複数取得することも可能です。
OCNのプランでは、固定ip1プランと固定ip8プラン、固定ip16プランから選んで複数の固定ipを取得することができます。
固定ip1というのは固定ip1つのみ割り当てられるプランで、基本プランにはすでにそれが付属しています。
固定ip8は8つのipアドレスを、固定ip16は16のipアドレスを取得することができるサービスです。
複数の固定ipがあれば、サーバーを複数構築して所有することができますので、コンテンツ事業を多角化して展開していくことが可能になります。
また、WEBカメラを設置して外部から防犯カメラとして監視したり、複数の在宅ワーカーをやとって、サーバーを共有してシステムやコンテンツの開発を行うことも可能です。
もちろん個人事業主でも、OCNの法人向けプランは利用できます。
固定ipアドレスががあれば、外出先でも自分の端末から自宅にあるパソコンのネットワークに接続ができますので、遠方への出張があった時でも安心です。
また、モバイル端末のレンタルや、SIMカードのレンタルもOCNが相談内容に合わせてすべて用意してくれます。
法人向けのプランだと音声向けSIMののプランが光回線に加入することで200円程度に抑えることができます。
申し込みは、まず見積もりを出してもらうところから始まり、プランを調整して適した内容のサービスを受けてください。
ちなみに料金設定は、法人向けOCN光のプランで 月額約7000円〜14000円程度で済みます。
7000円というのはすでに他のNTTの回線プランに加入している場合の料金です。
新規加入の場合は、14000円前後の金額が必要になりますので注意が必要です。
オプションが足されると料金が変わりますので、見積りで正確な料金を確認をすることになります。
事業規模が大きくなると、ルータのレンタルやモバイル端末のレンタル、保守サポートなどたくさんのサービスを利用することになるかと思われますので、値引き交渉はしやすくなります。
光回線の設置や設定から、固定ipアドレスの割り当て、各種セキュリティ対策プランをワンストップで全てやってもらえるのが、このOCNの魅力だと言えます。
ワンストップで全て委託できるというのは、企業にとってかなりありがたいサービスだと思われます。
セキュリティ対策を企業が自前でやると、かなりの負担がかかってしまいますので、本業に支障をきたしてしまう恐れがあります。
ですから、こういうサービスは外部にアウトソーシング(外部委託)した方が、コスト的にも能力的にもメリットが大きいということです。
特にセキュリティ対策は、常に最新の情報を収集して、システムをアップデートしていかなければなりません。
そのためには、NTTコミュニケーションズのOCNが提供する、セキュリティの運用保守サポートを、積極的に活用していくようにしましょう。